高齢者の「免許返納」はじつは年々減っていた！ 深刻化する高齢ドライバー問題の「シビアな現実」 [七波羅探題★]

現代ビジネス　4/18
https://gendai.media/articles/-/108690

高齢者による交通事故が多発する中、行政も黙っているわけにはいかない。昨年の5月13日から高齢者の免許更新制度が厳しくなった。具体的には、今まで75歳以上に義務付けられてきた内容を70歳まで引き下げ、高齢者講習を受講しなければならなくなった。

しかし、高齢者による事故は一向に減らない。

高齢ドライバーによる事故を防ぐ方法は果たしてあるのか。真っ先に思い浮かぶのが、高齢者による運転免許証の自主返納である。事故を起こすリスクが高い高齢ドライバーに、運転をさせないという選択である。

それでは、高齢者による運転免許証の自主返納の現状はどうなのか。

警察庁の発表によると、近年の高齢者による運転免許の返納者は、母子らが犠牲となった池袋暴走事故が起きた2019年には60万1022人と過去最多を記録したが、2021年の返納者は51万7040人、2022年は44万8476人となっており、その後は年々減少している。

高齢ドライバーが起こす事故は、どのような要因のものが多いのか。運転免許証の返納が多かった2019年に発生した、75歳以上の高齢運転者による死亡事故は358件である。以下、要因の順位である(出典:警察庁「令和元年における交通死亡事故の発生状況等について」)。

「操作不適(ハンドルの操作不適、ブレーキとアクセルの踏み間違いを含む)」30％
「安全不確認」19％
「内在的前方不注意(漫然運転等)」19％
「外在的前方不注意(脇見等)」10％
「判断の誤り」7％

事故原因のうち「操作不適」が一番多いところをみてわかるように、歳を重ねるにつれて、認知能力や瞬時の判断速度が著しく落ちていく。しかし、そのことを認識している高齢ドライバーがどれほどいることか。

NEXCO東日本の調査によると、高齢になればなるほど運転に自信があるという調査結果が出ている。66～69歳は73.5％、70～74歳は75％、75歳以上にいたっては79.4％、実に約8割の人が運転に自信を持っているのだ。

その自信の表れか、世間を賑わす高齢者の事故は他人事、自分は事故など起こすはずもないと思っている高齢ドライバーは多い。万が一事故が起こったとしても自らに落ち度はなく、「車が故障した」や「相手が急に飛び出してきた」など周りに責任転換してしまうのであろう。

こうした高齢者の「運転に自信あり」という幻想が、免許証返納者の数字にあらわれている。

(中略)

■深刻になっている職業ドライバーの高齢化
一般ドライバーより、職業ドライバーの高齢化はより深刻である。昨今、騒がれている法律改正により起こるであろう「2024年問題」(*2024年4月以降からドライバーの年間時間外労働の上限が960時間に制限されることで発生する問題)よりも、ドライバーの高齢化の問題がより深刻である。
*参考記事:「宅配クライシス」再び？　ドライバー不足の物流業界に迫る「2つの大問題」　2020年の調査によると、道路貨物運送業に従事する人のうち40～50代前半が44％と半数近くを占める。若年層の29歳以下の割合は10％に対し、60代以上は16％を占めている。

タクシー業界にいたっては、65歳以上となると全体の46.2％も占めており、タクシードライバーの半数近くが高齢ドライバーである。

また、勤務延長制度や再雇用制度のある企業も産業全体平均77％に比べ81.8％もあり、高齢者の力に頼らざるを得ないのが現状である(出典:総務省「労働力調査」及び全国ハイヤー・タクシー連合会)。

この数字は今後減ることはなく、10年後、20年後にはさらに高齢化が加速していくことが予想される。

他業種に比べて高齢者が多く働くタクシー業界。たまたま乗ったタクシーのドライバーが高齢者で、おぼつかない運転でヒヤヒヤした人も少なくないであろう。ドライバーからの乗車拒否ではなく、不安になった乗客からの乗車拒否の話も聞くことがある。

各タクシー会社は、高齢ドライバーに対してどのような対応をとっているのか。全国ハイヤー・タクシー連合会のアンケート調査によると、タクシー特有の隔日日勤ではなく、昼日勤中心にしたり、休日の設定を多くするなどして、高齢ドライバーの身体の負担を軽くしたり、集中力を維持できる対策をとっている会社も多い。

また、いざとなったらドライバーから事務仕事などの内勤に配置換えを提案する会社もある。これからは、高齢ドライバーを雇用するにあたっては、勤務時間や勤務日数をどのように設定するかが重要である。

※長文の為一部のみ。全文は出典先で。

地方では自動車がないと生活できないからな

>>3
それもそうだが子供世帯が同居してればある程度解決しそうなもんだがな。

>>3
それだよね

自動運転まだかなー

今はまだ普及しきってないけど
完全自動ブレーキ機能搭載者所持だったら90でもOK
みたいに条件付きで堂々と認めるべきなんじゃ

車使わないなら無理なとこ多すぎるんよ

自動車社会の末路
危ないのは本人が一番分かってるが

エンジン付き車椅子みたいなようなもんだから手放せないんだろ

もう70歳以上は電車とバスを無料でいいよ

返納を煽るやつらって、高齢でもないし、田舎暮らしもしてないし、経験しないとわからん連中なんだよ
しかもそういうやつらに限って、高齢になると、ワシだけは大丈夫、って言い出す

地方は赤字鉄道からマイクロバスとかハイエースバスの運営に切り替えて活発化させりゃ良いのに

マックで使われている小さい電気自動車なんてどうよ？
あれなら小さいし1人乗りだから安全かもな

>>72
充電器から充電器に自走する様なのが
そのうちできるよ
そんな心配せんでもよか

時間持て余してるんだから走れよ体力ついて長生きできるぞ

更新時に高額の補償金取れよ　
なんかあったらその金で補償させろ

>>78
何故一律

そりゃ減るだろ

うちのおやじも71歳
75以降は正直乗らないで欲しいもんだわ

更新しない人がかなり多いのでは？

70以上は再試験で解決

代わりの足がどんどんなくなってるしな
バスに乗れと言われても路線もないし運転手もいない

スーパーの駐車場も恐ろしいよ
老人の車ばかりで

70以降は一年ごとに試験センターか教習所で実技試験せいよ

>>102
危ないのは80過ぎたあたりから

田舎だと車無いと生きていけないからな
そのうち110歳ドライバー出そう

毎日がロシアンルーレットよ

まぁ若年層のほうが事故多いんだけどね
あんまり報道しないが

75歳で強制返納に法律変えろよ

マイナ免許証だと返納は役所になるのかな。

高齢者の絶対数が増えてるだけで高齢者の事故率ってのは昔とあんまり変わってねぇんでないの？

>>124
逆走や歩道走りも最近は日常行為だし事故発生だけの問題ではないぞ
運転に対する認知が欠けているんだから更新は半年に一度
再試験なしで足切りさせるべき

返納したら生きていけんわ当たり前だろ

悲惨な事故も起きてるのに
としをとってもなお何故「自分は大丈夫
と思えるんだろう

>>141
若い人の事故の方が多い
事故るから乗るなって言うなら
車禁止するしかないんじゃね

>>150
死亡事故は年寄りが多いんだよ

>>141
返納して生活できるならみんな返納するよ

>>153
実質車椅子だからな
近場でも歩く体力ないから運転していく

免許証を失効させて返納手続きはやってない
４ヶ月過ぎだけど何にも言ってこないよ。免許証は手元にある

年齢個人差もあるから
再試験がいいんだけどね

物流トラックの運転手→ジジイ
タクシー運転手→ジジイ
バスの運転→ジジイ

どうするよこれ

自動運転の実用化が出来れば一番良いんだけどハードル高いよなぁ

公共交通機関が縮小してるしな。当然だな

>>166

> 公共交通機関が縮小してるし

それもあるよね

ひと頃都内走ってた
観光マリオカートを実用化するべき
速度も最高30km/hくらいにして

>>170
最近また一気に増えたな、暖かくなり顕著
明治通りでほぼ毎日見かける

割合で見ると高齢者より10代の事故の方が多いじゃん前提からしておかしい

>>185
ただし年々増えてるのが年寄りでもある
若者は元々高いので今更なんだろう

免許更新の時データみたけど死亡事故だって10年前の半分になってるから格段に安全になってるだろ

MTのエンジン車だけにしとけ
急発進できないから危険は減る

年齢の上限がないんだから本人次第だろうね

>>424
今はタクシーと通販活用かな？
出かける機会が減ると今度は出不精になって運動機能がガタッと落ちるから散歩とか促しといた方がいいかも

俺も自分の親父の返納に直面してわかったけど、年寄りはあんな運転経歴証明書なんて要らないんだよ。