「この業界では、寿退社の意味が普通と違います」。さいたま市の介護事業所で正社員のケアマネジャーとして働く女性(54)は言う。通常は結婚を機に、女性が育児に専念するなどで退社する意味。だが、介護業界では、結婚や出産でお金がかかるようになると、男性も女性も収入増を求め転職していく。「それほど給料は低く、ずっと上がりません」
女性が五年間の給与明細を取り出した。四年前の月額二十三万円が今は二十万円にむしろ減っている。
人を支える仕事がしたいと、資格を取って働いてきた。介護士ら約二十人を束ねる責任者として午前九時から午後九時まで毎日十二時間働く。十四年目になるが、定期昇給制度はなく、技能向上も反映されない。やりがい重視で低賃金に耐えてきたが、「これほど上がらないとは」。周りの人は次々辞めていく。「やりがいだけでは限界がある」
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高齢化に伴い介護福祉業界で、働く人は急増しており、労働力調査によると二〇一八年時点で四百二十二万人。〇三年から二・二倍以上に。にもかかわらず、正社員でずっと勤めても賃金は横ばいだ。
ほとんど昇給しないのは介護だけではない。賃金構造基本統計によると、販売店員の男性は二十代前半から四十代のピークまで約十万円しか上がらない。保育士はほぼ横ばいだ。
昇給制度がある自動車組立工場で働く男性は右肩上がりで昇給するが、自動車など製造業で働く人は〇二年の千百万人が一八年の一千万人まで百万人減少、雇用の場として縮小する。
昇給がなく、一つの会社に勤め続けるメリットが薄れる中、転職に活路を見いだそうとする人も。東京都国分寺市の自動販売機設置会社の正社員の男性(33)は、正社員として就職した料理人を振り出しに派遣の工場労働者、太陽光パネル販売など六つの職を経験してきた。だが、正規、非正規にかかわらず全て時給換算で千〜千二百円。「子供が大きくなった時、お金が足りるか」。不安がよぎる。
都留文科大の後藤道夫名誉教授の試算では、一七年時点で正社員でも一割の人が最低賃金の三割増し未満の低賃金で働く。同名誉教授は「非正規だけでなく正社員にも低所得者が急増していることに目を向けるべきだ」と警鐘を鳴らす。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201904/CK2019040902000157.html
○奴隷不足
何言ってるの、今ごろ >>1
=賃金下がる
経済的合理性から給料は上がらんだろ。
人の労力だけが給料の原資になるからね。
知的財産で稼げる部分が無い業界はそんなもの。
そして労働者に流動性を持たせろ
ってさんざん言ってたその通りじゃね?
転職時なんだろうか?
昔と違って残業代が青天井ではないし
昔の人とは給与テーブルが違うからそもそも上がりにくいというね
500万越えなんて公務員とか地銀とかほんとうに限られた職のみ
昇格して上がるんなら、ここまで出世意欲下がってないはず
昇格しても上がらない。今はそれが日常的。
残業してもっと働くのが稼げていいんだよ。日本は。
チンタラはやらんよ。
1.5日分の仕事を1日で終わらせる。つまり20日で30日分の仕事を出来るんだから、稼げるし仕事も捗るのだから問題あるまい。
グローバリズムでどんどん海外に単純な仕事を取られるんだからどうしようもない
非正規はともかく正社員には何のメリットもないってな
収入ダウンの人も少なくない
ボーナス回答は夏冬1ヶ月ずつ
35歳係長で年収400万
親会社からの社長は神妙な表情で今年も厳しくうんぬん。。
自分は人事課にいるので親会社に社長の出向者給与を振り込む
親会社では部長らしいが毎月の給与は90万
ボーナスは夏冬で600万
年収は1,700万