新築の家、結婚式、教育産業…「強制出費」の悪者たち
鈴木 大介(以下、鈴木):悪者探しはしたくないのですが、日本の貧困問題の悪化に加担している存在は、やっぱりあると思うんです。
阿部 彩(以下、阿部):誰ですか。
鈴木:たとえば、中間層の可処分所得を減らしている産業です。彼らが意図しているか、していないかを別にしますが、たとえばそれは新築住宅をむやみに勧める住宅産業だったり、数百万円かかる結婚式を勧めるブライダル産業だったり、中古車がたくさん出回っているのに新車を勧める自動車産業だったりする。やみくもに大学全入を勧めてきた教育産業もそうですね。
なんでこんなことを強調するのかと言いますと、地方の人たちに取材していると、身近に貧困に陥った人がいたときに「だって、あの家って3年前に新築の家建てたよね」「だって、あの家って新車乗ってたじゃん」「いい結婚式挙げてたでしょ」という話がしばしば挙がってくるからです。
自己破産者とか自宅を競売にかけられた人に取材をすると、かつて十分な世帯収入があった人たちが、あっけなく貧困に落ちているケースはごまんとあります。これは世代間を連鎖する貧困とかとは全然、別の層です。そんな人たちが、夫婦一方の失職とか、親の介護離職とか、ステップローンの金利切り替えタイミングで給与が逆に下がっているとか、命にかかわらないようなちょっとした病気とか、そんなきっかけで。
エコ減税で新車買いました、借金で。それでガソリン代が上がったなんだで大騒ぎです。火事が起きたら、事故が起きたら、そんなときのためにと保険でもむしり取る。
鈴木:キラキラした何かを見せられ、大きな消費をした人たちが、いざというときの貯えを失い貧困リスクにさらされている。35年ローンでぎりぎりやっていくというようなプランに乗せられ、綱渡りみたいな人生を送っている。
「経済的に安心して新築住宅を買える家って日本人の何%なの?」「新車を買うべき家って日本人の何%なの?」と考えていくと、「官製貧困」とも言えると個人的には思っています。日本は新築住宅を国策として奨励してきました。不動産の取引数は、そもそも経済指標として語られてきたし、その成績を向上させるためにさまざまな規制緩和とか金融サービスが生まれてきたわけです。
阿部:それって、やはりずっと右肩上がりの経済成長を前提としてきた経済政策の問題ですよね。35年ローンを組んでもみんな払えると思っていた。35年間もずっと職があって、賃金もどんどん上がっていくって本当はすごいことなんですけど、以前は確かにそれで問題がなかった。しかし、そのままではやっぱりダメなわけで、私たちの消費パターンから何から何まで全部変えなければいけない。
ただ、どうかなあ。不動産業者には私もあんまり共感することないけど、新車を売ってる人たちとかまで悪者としていいのかどうか。あの方々は1台1台売って、そのマージン取っているわけですよね。売れなかったらジリ貧ですよね。そこで一所懸命売ろうとするという気持ちは否定できないんですけど。
夢と希望を見させて回収できないお金を投資させる
鈴木:不動産はバブル崩壊以降のほうが悪質でしたけどね。リーマンショック時に大はやりした任意売却業者なんかにサルベージされたローン破綻者なんか、ほとんどバブル以降の被害者ですよ。まあ、末端の人たちは悪くないのはわかります。
けど「その産業自体どうなの?」と思うわけです。教育産業で言うなら、たとえば専門学校や通信の資格教育なんか、相当に悪質だと思いませんか??資格を売りつける、教育を売りつける。夢と希望を見させて、でもそれがその後の所得につながらない。回収できないお金を投資させるワケです。
阿部:となると、大学もそれに入ると思います。
鈴木:まさしく。いわゆるFランク大学もずいぶん取材しました。
阿部:奨学金借りてまで大学行かせても、その分を回収できるだけの教育投資にはなりませんもの。
鈴木:そうです。
以下ソース
https://toyokeizai.net/articles/-/245482
そこに立ち返ろうとした答えの一つが派遣労働者というものなんだろうと思う。
ただ収入もその時代に戻りそうだけど。
日本人に悩みなんてものはない
そんな哲学じみた、形而上の世界は日本人にはない
あるのは食えるか、儲かるか、損するか、それだけ
なら笑って生きろや
え? 冬の灯油も毎日食べる小麦も米を作るための軽油も、ドル建てだよ。
日本が衰退して、どうやって生活水準を維持するの?
日本人には形而上の事柄を考えるような金銭的な余裕はないんだよ
この中間層の安定した消費があったからこそ日本企業は順調に成長できたし中間層が
教育にも熱心だったお陰で 企業は人材の採用にも苦労しなかったのである
この過去の蓄積を食いつぶし国力の低下を招いたのが小泉竹中コンビだ
いまこそ、私たちは新自由主義と決別し角栄の目指した一億総中流路線に回帰すべきである
>角栄こそ日本全国あまねく富を行き渡らせ分厚い中間層を作り出した立役者
無利子奨学金や、専門教育の予算を公共事業で食いつぶしたシロアリの間違いだろう
この中間層の安定した消費があったからこそ日本企業は順調に成長できたし
これはほんとそうだよ
新しいタイプの商品出しても消費する層が多数居れば他に比べて
5パーセント位しか売れないレベルでも費用回収は出来る
消費する層が少ない中でそのレベルは大損
お前開発費損した責任取れるのか??と言われるのわかってるから提案もしない
ジリ貧で終わっていく
ドル換算で大卒初任給、物価上昇率、昇給率は先進国どころか
新興国とくらべても最低レベル。
日本の外国人観光客が増加しているが、円安とともにデフレの効果が大きい。
つま国際基準で割安な料金で優良なサービスを受けられるってこと。
日本に文化財が魅力的だからとあまり誤解しないほうがい(否定はしないが)。
まあ、資産築いて悠々自適なシニアにはデフレは朗報だが、
若者にはきついだろうな。現状みても貧困が普通だろ。
未だに財務省に洗脳されて財政破綻が〜〜、ハイパーインフレが〜、
だから増税しなければ〜、とかやってる低能が少なくない国だ、自業自得ともいえる。
さっさと移民を全面解禁して優秀な外国人に国家を運営してもらったほうがいいかもな、マジで。
デフレは結果でしかない。
肺炎で死にかけて40℃の熱が出ているのに、解熱剤を投与し続けているのが
日銀。
経済成長率が低いのが根本、肺炎を治してやれよ、日銀 ww
日銀に国の経済政策に口を出せってのか?
金融政策と経済政策の違いも判らんのか。。。。
自分だけの力で買おうとするなら昔も長期間ローンしかない。
甘えた奴が多いんだな
無責任とも言えるが、それは当人らの問題であって社会の問題には思えない。
現金主義で無借金だったから息はできるが背伸びは不可能
長年に渡る新自由主義政策の結果、貧乏人を増やし過ぎた事が根本原因である。
正直、富める中間層を大量生産してきた政策そのものが次世代の不況、貧困化を呼び込んだような気がしてならない。
中間層が中間層で固定してりゃいいんだが、だいたいメディアや企業に乗せられて富裕層と同じ事をしたがるだろ?
最新の装備を使えるからなあ
5年一昔で技術が多少変わってる。
いざとなれば新築も新車も売ればいい
大衆が手に入れられるレベルのものは売るときは
二束三文だよ。
いまの日本のデフレ、戦争でもない限り脱却できないだろ。
人口が減っている時代に不動産価格が経済指標になるってのは、実態に則してない。
不動産所得はほぼ不労所得、本来生産性はとても低い。
しかし高収入になる仕組みだ。
住まい、店舗、事務所がもっと簡単に手に入るようになれば、起業も増えると思うけどね。
>不動産所得はほぼ不労所得
これは違うよ。そういう考えでお金を持った人が不動産投資するとほぼ大損する。
不動産投資は製造業や販売業や飲食業なんかと同じで普通の事業だよ。
あまり就職は順調ではなかったが、それでも奨学金は完済したし、それについて
困難を感じた覚えはない。奨学金の返済滞納について、当時はほとんど話題にならかった
と記憶している。どこで狂ってしまったのだろう。
そりゃー昭和27年生まれなら大卒はエリートだもの。
奨学金くらい容易に完済できるよ。
仕事がないとか働く時間が長いのは貧困じゃない。
働いても働いても、食えないし貯金もできないのが貧困だ。
働いても高卒は食えないぞ
住む場所も制限されるし
子供だって実は賃金が安いので産まれてない
文革の場合は毛沢東が権力を握るためで貧困は関係ない
権力を脅かす者は如何なる者でも粛清
競争で食えなくなったわけじゃないし、病気で食えなくなったわけじゃない
万一働けなくなった時に備えて、普段から節約して金貯めとけよ。
なんにもできてない。だが何より問題なのは間違っていた、辞めるという判断ができない
相対的貧困は収入のことを言ってるのに出費が多いとかって文句を言ってるんだけど。
実際には収入が少ないと車も家も持ってないし、取られてるのは賃貸住宅の賃料とかだろ。
これで貧困に墜ちるのは、当然であろう