http://www.yomiuri.co.jp/it/20140715-OYT1T50140.html
読売新聞 2014年07月15日 15時17分
読んだ本やコンビニでの買い物、ドラッグストアで購入した医薬品、閲覧し
たサイト――。
4900万人が利用する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)
のポイントサービス「Tポイント」と、会員2800万人のヤフーが、会員
のこうした履歴を相互に提供できるよう規約を変更したことが波紋を広げてい
る。
専門家は「利用者には丁寧な説明を」と指摘している。
「全然聞かされていなかった。毎日のようにコンビニでの買い物に使ってい
るが、そんな情報が譲り渡されるなんて不安だ」。大阪市の女性会社員(35)
は知人のツイッターで履歴の相互提供を知り、両社への不信感をあらわにす
る。
女性は今年4月、Tポイントのインターネットサービスへログインするのに
ヤフーの会員IDが必要になるとの通知を受け、会員IDを統合した。しかし、
IDを統合した会員の履歴が相互提供されることを知り、6月半ばに拒否す
る手続きを取った。
行動記録を分析し、細かい好みを把握して効果的な広告に結びつけようと、
ヤフーとCCCは6月上旬、会員情報を相互に提供し合えるように規約を変更
した。
新たな規約では、CCCは、レンタルDVDや入った喫茶店、購入した医薬
品、泊まったホテル、買った本といった全国7万4000店舗で収集した生活
履歴をヤフーに渡すのが可能になる。一方、ヤフーは、ヤフーメールやオーク
ションなど関連サイト内の会員の閲覧記録をCCCに提供できる。実施時期は
両社とも「未定」としている。
ビデオ借りる時ぐらい
知られたところでどうということはない
聖教新聞とAERAとPHP文庫も買いましたが
普通の人なら怖くてTポイントカードなんて、使えないよ!
ポイント使ったこともないしな
ポイントカードというのは小額で価値ある情報を得ようという、その最たるもの
こうして集められた情報は統計的手法で解析されたり、
個人の嗜好を調査したりと、さまざまな面で利用されている
これが今流行のビッグデータ
知らない奴は本物の情弱
【日本のサンクチュアリ●シリーズ 478】
『「監視大国」ニッポン』
―個人の「プライバシー」は国家権力の掌中に―
無数の監視カメラが行動を追い、携帯電話やパソコンからはあらゆる情報が吸い上げられる。
誰の私生活も国家権力が丸裸に出来る時代になった。
悪用を防ぐ法整備をしない限り、個人の秘密は権力の手の中だ。