信長が幼少の頃から仕え、戦功もあげた織田家の重臣だった。しかし、1580年、石山本願寺攻めの怠慢などを理由に信長から譴責(けんせき)状を突きつけられ、高野山に追放されてしまう。
家臣たちは震え上がったのではないか。たとえ家柄が良くても、過去の功績があっても、現在の仕事ぶりが不十分とみなされれば、組織での居場所を失う。
信長の「天下布武」の原動力は、徹底した実力主義だった。期待に応えたのが明智光秀や豊臣秀吉だ。譴責状では信盛を批判する一方で、「中途採用組」である光秀や秀吉の働きぶりを絶賛している。
アップ・オア・アウト――。「(成果を出して)昇進できない人は、社外に退場せよ」という外資系の企業風土を表した言葉だ。それは、信長の人事とも重なり合う。左遷されても組織には残れる日本企業と比べ、はるかに厳しい世界だ。
作家の波多野聖(はたのしょう)さん(59)は、資産運用業界で有名なファンドマネジャーだった。外資系金融機関で、担当した200億円の日本株ファンドを2200億円まで拡大させるなどの実績を積み重ねた。40歳で役員に当たるマネージングディレクターに昇格した。
告げ口 すり寄り 外資系の社内政治とは
「外資系の出世競争は、織田家並みですか?」と聞くと、「もっとしんどいですね」という答えが返ってきた。
外資系は世間で思われている以上に、コネや組織内の人間関係が人事に影響する。査定する上司の誕生日にプレゼントを贈るのは当たり前。人間関係に気を配り、社内政治に敗れないようにすることが生き残りの条件だった。
「あなたの地位を狙っています」。同僚が波多野さんの上司に虚偽の話を告げ口する。出世競争に勝つためには平気でうそをつく。背後から矢が飛んでくる感覚だった。
役員に出世すると、同僚は態度…
https://www.asahi.com/articles/ASL815242L81ULFA02R.html
な訳無い。
優れているなら、日本企業は、これほど落ちぶれていない。
中途半端に変な形の成果主義入れたから落ちた気もしないではない。
終身雇用を半端に壊したのが悪いような
氷河期以降、新卒一括採用は残しながら足りない人手は非正規雇用で吸収し、年功賃金は撤廃してるんだから…
自分はそう思う
終身雇用を基盤にして能力評価をすべきだろう
変な成果主義を取り入れるよりは年功序列の方がましだったろうね。
成果主義は結局のところ評価者のサジ加減によるわけで、それは、要するにゴマスリになるから。
年功序列だと、出世のことなど気にせずに仕事に集中できるから、上司に歯向かっても面白いことしようとする人でも会社に残れる。
成果主義だとそういう人は排除される。
ライバル社を出し抜いたりするのも得意だろうしなあ
人間社会じゃ誠実さより、ずる賢さが必要なんよ
ほんとそう思うわ
ずる賢く、そして金があるものがかつ
いくら誠実にしたって金なんて降ってこないしな
人間という生き物。
制度の問題ではないよな。
コネとごますりがうまければ出世する。
実力主義hで試されるのは不正の実力
手柄を横取りした奴が勝ち
外資 仕事能力 >コネ > 告げ口 > ゴマすり
外資は最低限仕事能力がないといけない
ほんこれ
外資に転職して13年になるけど、まず仕事
派閥最優先だった日本企業とは基礎が違う
だが、佐久間や林の粛清が新参者の明智光秀には恐怖を煽る結果になって本能寺を変を生んだ可能性も
なきにしもあらずだ。
役職が上の人たちは、
お手洗いも分かれてるところもある。
目的のために動いてるだけだ
よって、目的が達せられるなら他の手段でもいいわけだ
それが提案できない実行できないなら、切られるしかないだろ(駄目社員なんだからさ)
役割が違うだけで、みんな必要なんだろ?
外資は、グレードとポジションと言うものが別れていて、
グレードによって給料が決まるから
部長職より、平のプログラマーの方が給料が高いということがあり得る
※ マイクロソフト社では、プログラマーで副社長と同じ給料を貰っている人がいた
一方の日本は成果主義の悪いところだけを取り入れてしまった
元に戻すのは難しい
イギリスから自動車メーカーが無くなったり
ビックスリーが倒産したりしてないだろ
まあ、そういった部分も否定はできないですな。
佐久間信盛追放時期の織田家を、実力主義の例として出すのは不適切
当時の信長は、えこひいきが強く、自分の周囲にいる側近には地位や領地を与え、
側近たちは直接戦功をあげることができないので、外で戦っている家臣たちを妬んで
信長へ讒言することがたびたびあった
そのため、秀吉や光秀たちは、不安に思って信長だけでなくその側近たちにも
莫大な付け届けをしていたことは史料に残っている
資格を取ったり、英語力を磨いても就職には結びつかない
むしろ、スキルアップすればするほど「頭デッカチ」「理屈っぽい奴」という
評価になり就職が難しくなるのが現実だ
ほんとこれ
上司の命令には絶対服従すべし、独創性や自己主張など以ての外
これらは学校教育でさんざん叩き込まれているはずなのにな
>たとえ家柄が良くても、過去の功績があっても、
>現在の仕事ぶりが不十分とみなされれば、組織での居場所を失う。
功績には報酬を、能力に対してはポストを
というのは西郷南洲の遺訓であり
信長のやったのは当たり前のこと
過去の功績=現在の能力ではないの
問題は実績とポスト配分を適正に評価できるかどうか
これに失敗すると組織が無茶苦茶になる
信長も西郷も最後には引き上げた人間に寝首を掻かれるような形でほろびた
> 功績には報酬を、能力に対してはポストを
> というのは西郷南洲の遺訓であり
違うだろ。
能力には報酬を、人格には地位を
だろ
だから日本の社長は無能な人格者が多い。
手順が固定した仕事を集団でやるのは得意だが、何も無い所を切り開くのは苦手
裏切らない人間を使うのは大切な事です
そのうえで仕事ができる有能な人間を重用すれば良いの
ただ依怙贔屓しすぎると周りが嫉妬して
組織としてのパフォーマンスが下がる
織田家に仕えたことないのに「もっとしんどいですね」と言える不思議
つまらないことこの上ないけど、それが現実
∧_∧
⊂(`・ω・´)
/ ノ∪
し―-J |l| |
人ペシッ!!
そのチームに入るのにコネが最重要
海外基準ではボードメンバーから退いても強い影響力を残せるぞ
語学ができるのは当たり前に有利だが、このご時世、日系も同じでは?