物言う株主が総会屋を一掃した
【佐藤】とても優れた人であることは間違いありませんが、彼は読み違いをした。それは、国家が絶対に許さない通貨発行権に触れたこと。彼はライブドア株をどんどん分割した。それを続ければ、ライブドア株はやがて貨幣の代わりとして使えるようになる。しかも株式と商品の交換は物々交換だから消費税がかからない。偽金作りをしているようなものだった。もしもやるのならビットコインのように誰が作ったか分からないように用意周到に事を運ぶべきだった。
【片山】冷戦以後、アメリカは金融資本主義を推し進めてきました。資本主義の最終段階と言われる金融資本主義という分野に日本でチャレンジしたのが、堀江や村上ファンドの村上世彰らベンチャー経営者だった。しかし国内で彼らは総会屋のようなネガティブな存在として見られた。
【佐藤】総会屋は彼らの登場でいなくなってしまいましたからね。それは「物言う株主」という言葉の流行に象徴されるように、みんなが総会屋になってしまったからです。そうなると職業的な総会屋は必要なくなります。
堀江のもう一つの失敗は日本で権力を握るおじいちゃんたちへの挨拶が足りなかったこと。長幼の序を重んじる日本では挨拶がとても重要なのに、そこが分かっていなかった。だから05年2月にはじまるニッポン放送株買収騒動ではフジテレビの日枝久(当時フジテレビジョン会長)が怒った。
表舞台から退場させられた2つの理由
【片山】昔の東映ヤクザ映画みたいな話ですね。新興ヤクザや愚連隊は挨拶が足りないとすぐ潰される(笑)。
通貨発行権と挨拶不足で、堀江たちは表舞台から退場させられてしまった。堀江は06年1月に、村上は6月に逮捕された。その結果、金融資本主義という新時代の経験が不十分なまま、日本は次の時代に向かわざるをえなくなった。
【佐藤】村上も堀江も逮捕されましたが、二人には決定的な違いがありました。村上は一審でインサイダー取引で実刑を言い渡されたあと、NPOへの協力やボランティア活動にいそしんで国家の温情にすがった。
【片山】国家権力の恐ろしさを知っていたんですね。
【佐藤】村上はもともと通産官僚でしたからね。
一方の堀江はモヒカンで出頭して国家権力を挑発した。彼は特に厳しいと言われる須坂(長野刑務所)に収監された。須坂には現役のヤクザもいる。夏は気温36〜37度で、冬はマイナス。もちろん冷暖房はなし。彼の公判態度を見て国家の裁量で重い懲罰を加えたわけです。
余計なことをしなければ、栃木の喜連川社会復帰促進センターに収監されたはずなんですよ。労働大臣の村上正邦、防衛官僚の守屋武昌、大王製紙の井川意高、そして鈴木宗男。みんな喜連川社会復帰促進センターです。私ももしかしたら収監されるかもしれないと思って調べていたんです(笑)。
【片山】いずれにせよ、堀江の存在は、小泉政権下でレッセフェール――自由放任主義的な方向に向かう社会の象徴のように感じます。同時に、国家が個人を守るという意識がどんどん希薄になっていきました。
http://president.jp/articles/-/25415
水曜日のダウンタウンで堀江自身が言ってた
それはメシ以外に楽しみが皆無だからそう感じた、みたいな
話じゃないのかなぁ?堀江が他のムショのメシの味を知ってる
わけじゃないし。
2ちゃんの刑務所や懲役系のスレを読むと食事が一番おいしいのは
府中刑務所らしいわ。
理由は受刑者が多くてリピーターも多く大量に作るから美味しいとか。
元気のいいあんちゃん程度にしか誰も思ってなかっただろ。
権力者のじじいらは許したのか?
オリックス宮内もうまいことやった
米国FBIの出張所だからな。
すぐに、元に戻ったけどw
つまりそういうことだ
今じゃあ成金炎上芸人扱いだから、もう危険人物指定は解けたのかもなw
つーか仮想通貨は贋金作りなんだろうかww
ライブドアも虚業言われてたがなあ
入れられたというお話か?
ホリエモンが不満なのも頷けるわな(笑)
逆に官僚のために犯罪を犯しても不起訴か執行猶予
堀江と村上に嫉妬した官僚の暴走で
日本はアップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック、ネットフリックスに金を払うだけの
奴隷国家になった。
しかもライブドアの子会社LINEは韓国企業になり日本人は韓国企業に何百億も払っている。
本も売れてるしメルマガも順調なんだろ