2018年1月5日 / 07:46 / 8時間前更新
Katrina Hamlin
[香港 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] – 2018年は、電気自動車(EV)がガソリン車に肩を並べる年になるだろう。大気汚染の原因となる車両を禁止する動きは、クリーンな交通手段に向けた投資をかき立て、コストを押し下げている。
消費者は間もなく、たとえ補助金がなくても、EVとエンジン車の価格があまり変わらなくなったことを実感するだろう。だが自動車メーカーは、利幅が薄くなり、苦境に立たされるだろう。
各国政府は、これまで何年も、控え目に電気自動車を推奨してきた。だがいまや、より積極的な手段を使って推進しようとしている。最近では、中国やインド、ドイツ、フランスと英国が、内燃機関を段階的に撤廃する政策を打ち出した。
歴史ある大手自動車メーカーですら、もはやEVを単なる「あるといい」製品として考えることはできない。独ダイムラー(DAIGn.DE)や米フォード・モーター(F.N)、米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)や独フォルクスワーゲン(VOWG_p.DE)など、大手メーカーは全て、新技術や新たなブランドの確立を急いでいる。
需要の加速に伴い、バッテリー生産における数量と性能の双方が向上している。製造メーカーは、エネルギー密度の高いバッテリーの開発に注力し、より効率的かつ経済的な電池を生み出している。
中国は、国内大手充電電池・電気自動車メーカーの比亜迪(BYD)(002594.SZ)(1211.HK)やリチウムイオン電池大手CATLの成長による、EV生産能力の急速な拡大を見込んでいる。他の主要自動車生産国も同様だ。バッテリーのコストは、年最大10%のペースで下落していると、アナリストは指摘する。
2018年は、ランニングコストを含めたEV費用が、ガソリン車と同程度になったことを、消費者が発見する最初の年になる可能性がある、とスイス金融大手UBSは昨年5月に指摘。まず最初に欧州、次に中国などの市場でそれが起きると同行は推測している。
その後、状況はさらに強気ムードに転じている。バッテリー生産能力拡大と生産コスト低下によって、部品コスト増が相殺され、車体価格に対する押し下げ圧力が増大している。
EVは維持コストが比較的安いため、タクシーやライドシェア会社など商業的に自動車を大量購入するバイヤーからの需要が拡大している。大量購入の場合、コスト差はさらに縮まる。
残念ながら、これは伝統的な自動車産業にとって明るい見通しではない。メルセデスベンツ幹部のフランク・リンデンベルグ氏は、EVからの利益は、伝統的な自動車の半分程度になると予想している。
自動車部品メーカーの世界最大手ボッシュは、EV関連投資が原因で、2016年の営業利益が6.5%下落した。
自動車メーカーは、2023年までにEVモデルにおいて、利払い・税・償却前利益(EBITDA)率5%を達成する可能性があるとUBSは予測する。
しかし、コモディティ価格上昇と競争激化によって、その達成時期は後ずれする可能性がある。また、仏自動車大手PSAグループ(PEUP.PA)は、消費者がEVを受け入れるまでには、さらに時間がかかる可能性があると警告する。
EV移行は、環境だけでなく経済面からも歓迎すべきことだ。古くからの自動車メーカーも、その流れに付き合わざるを得ないだろう。
ゴミメーカーばかりだな
と言うかアメリカのように一部の都市を除けば一戸建て多い国は
自宅に充電スペース確保は容易でも中国は駐車場無し高層マンション
ばっかりだからそこで破綻するだろ。
チャンコロならバッテリーをこまごまと充電するより
充電済みのバッテリーに交換するとか平気でやりそうw
バッテリーも買うのではなくシェアみたいな
中国人は頭良いから
エンジン式発電機を載せて走りながら充電すれば良いアルよ!
って感じになりそう
駐車場付き一戸建てに住んでる人は導入しやすいけど
マンションだと充電するところがない(´・ω・`)
航続距離の問題は
永遠に解決しないんじゃないの
テスラのデータだと、長い総走行距離を走った車でもバッテリーのヘタレは小さかった。
長い経過時間でのバッテリーのヘタレはこれから分かって来るだろう。
そこそこ流行ったが結局ダメだったレーザーディスクのようになったらダメだが。
将来的には、ジョーバみたいなのにみんなまたがって
信号待ちしてるイメージ
EVは軽主導で、先ずは軽自動車の高速禁止から
なればいいのになあ
個人個人で部品を組み合わせれば車ができてしまう
実需が追い付く日はいつでしょうね
あまりにも先行投資が急で反動が来そうで怖いです
航空宇宙とか船舶とか潜水艦とか重機とかに転用できるけど
EVは小型の移動用の車両とかバイクに限定で良いんじゃないかと・・・
集合住宅メインでも政治力で充電設備が作れる国は可能
集合住宅メインで充電設備は民間のやる気次第の日本にEVは無理
車両コストと運用コスト考えればHVも無価値なのでガソリン車で充分
ガソリン入れに行くのに数十キロなんてことにならなきゃいいがな。
燃費が良くなったっていうくらいでガソスタ半分近くにまでなっちまってると言うのに。
3割がEV乗り出したらどれだけ潰れるんだか
電気は小売が少ないからその点変化は少ないようだが
仮にみんながEVに乗り換えたらそのための設備投資の市場を奪う為に
関連の契約設置保守会社が携帯ショップよろしく山のように誕生しやがてそれがガソスタ同様淘汰集約されていくだけのこと
歴史は繰り返す・・・
日産なんて、3年前の株主総会で「今年中に連続走行距離600キロのリーフを発売します」って発表したのに
未だ、リーフには600キロバージョンは無いw