その好機をとらえたのが日本のパナソニックだ。米EVメーカーのテスラに車載電池を独占供給する。テスラが今年7月に出荷を始めた新型車種「モデル3」向けの電池工場「ギガファクトリー」はテスラ、パナソニックの共同出資で稼働。地元自治体を含めた投資総額は約5000億円ともいわれる。
両社がこれほどまでに強固な関係を築き上げた背景には、パナソニックに15年間勤務した後にテスラに入社し、電池部門のトップを務めたカート・ケルティ氏の存在がある。今年7月にテスラを退社した同氏に、EV市場の今後について聞いた。
――EVの普及に伴い、車載電池が足りなくなるという懸念があります。
EV市場はどんどん伸びるが、車載電池市場は急激には伸びない。供給能力が限られているからだ。電池製造に大規模な投資を今すぐに始めなければ、数年後に電池が足りなくなる。テスラとパナソニックはギガファクトリーへ大きな投資をしているが、他メーカーはそこまで大きな投資をしていない。
近いうちに電池メーカーは逆に顧客を選べるようになる。電池メーカーが投資しなくても、自動車メーカーが資金は出すからとにかく工場を作ってほしい、となる可能性もある。
テスラとパナソニックの関係は先駆的な例だ。テスラは土地と建物への投資と設計を行い、パナソニックは設備に投資する形で分担している。両社は生産体制の最適化でも協力している。いま多くの自動車メーカーはさまざまな電池メーカーと同時に付き合っているが、それでは電池メーカーも何千億円の投資に踏み切りにくい。やはり大きな投資を実現するには、深い関係を作らないとダメだ。そうなれば電池不足は解消されるかもしれない。今、自動車メーカーと電池メーカーがどのような提携や投資をするかが、3〜4年後に大きな影響を与える。
――EVの航続距離を決める大きな要因が車載電池です。電池の進化による航続距離の長距離化はどこまで進むと考えていますか。
現行のEVはすでに500キロメートルくらいまでは走れる。ただ、これ以上必要かどうかは疑問。日常生活でそれ以上走ることはまれだからだ。それなら最終価格をより安くできるような開発をしたほうがいい。
そもそも、EV化で車のライフサイクルは長くなる。いまガソリン車は累計15万マイル(約24万キロメートル)ぐらいで寿命を迎えるが、EVだと将来的には50万マイル(約80万キロメートル)くらいは走れるようになる。電池やモーターがもつからだ。そうなれば、購入価格は高くても使用期間全体のコストで考えればEVのほうが安くなる。そのほうが重要だ。
――次世代車として、燃料電池車に取り組むメーカーもあります。
トヨタとホンダが燃料電池になぜ取り組んでいるのか理解できない。EVと比べエネルギー効率も環境に対してもよくない。EVにはおそらく十分に力を入れていないのだろう。トヨタとホンダはハイブリッド車(HV)に力を入れてきた分、HVをもっと売りたいというのであればわかるが。
――一方で、日産自動車はEVメーカーとしては先駆けです。日産をどう評価しますか。
カルロス・ゴーン会長の考え方はすばらしい。ビジョンを持っている。(日産のEVが)思ったより売れていない理由はいろいろあると思うが、新型の「リーフ」は航続距離も長くなり、改善されつつあるのは間違いない。もっと売れると期待している。
http://toyokeizai.net/articles/-/193268
燃料電池車の時代はまず来ないだろうな
充電設備はそれなりに増えてってるし、普及してきたら加速するだろうし
全然インフラが無い水素だろ?
全個体電池が量産されるまでEVは無理なんだよ
人の心配している場合じゃないよ
ここ数年で大きな進歩を見せている電池業界ではあっという間に陳腐化してしまう。
あほくさ
そんな与太話、実用されてから信用しろよ
容量2倍はもうどこのメーカーも出荷直前
5分で充電は東芝が出荷直前
全固体はまだまだ。
電池が発展すれば確実にEV時代は来る。
電池関連の特許はパナソニックを抜いてトヨタがトップ
トヨタはいつでもいける。
ただ儲からないからヤラないだけ。
いつでもやれるはできないやつの言い訳
PHEVでデータ取りは十分にやってるわ
利益になるアメリカ市場が動いたら即EV出すだろうよ
PHEVなら利益は出てるけどEVとなったらテスラくらいじゃないの
今ヤバいことになってるけど
テスラ赤字だし
日産どころの問題じゃなくなってしまうよ
もうみんな匙投げてないか